エモーショナルの向こう側

思いの丈をぶつけに来ます

11/24 THE CAMP LAST LIVE「SARABA!」MC覚書


11/24(日) @新栄 CLUB ROCK'N'ROLL
THE CAMP LAST LIVE
「S A R A B A !」


名古屋のバンド、THE CAMPの解散ライブ。
もう本当にずっと楽しくて、全部の曲がカッコ良くて、歌詞もめちゃめちゃ染みて、それでいてMCはゆるくて、要するにいつものTHE CAMPで最高だった。


MCが本当に全部ゆるくて仲良しで楽しくてエモすぎたので、思い出せる限りの覚書。
細かいところは曖昧だし、間違ってるところもあると思う……雰囲気だけでも伝われば……。

 

 

イト=イトウTHEキャンプさん(Vo)
コバ=ヨウヘイコバヤシさん(Ba)
リュ=ヤマグチリュウシさん(Gt)


──────
(開演)

リュ「(人がぎゅうぎゅうでバーカウンターには)ちょっと行きづらいかもしれないけど、お酒たくさん飲んでね」
イト「飲みすぎ注意」

リュ「(イトウくんは酔うと)立ってるのがギリギリくらいにはなるよね」

コバ「打ち上げとか途中でいなくなってるじゃん」
イト「いるよ。壁際で静かに一時間くらいは座ってますよ」

コバ「俺ら打ち上げ本当に苦手だったよね。とくにバンド始めたばっかりのときとか、先輩に『もっとこうした方がいい』みたいなことばっか言われるイメージでさ」

コバ「打ち上げが嫌すぎて西春まで歩いて帰ったことあるよね」
イト「あったね~」
コバ「新栄で打ち上げしてて、どうにもやっぱり無理だってなって、そのころ西春に住んでたんだけど、タクシー乗るお金もないし、いけるかなって」
イト「でも最終的にちょこっとだけ乗ったよね、タクシー。西春のUSVのあたりでさ」

イト「USVってレンタルビデオ屋で」
コバ「俺そこでバイトしてたの」

コバ「イトウくん、そのレンタルビデオ屋に深夜に俺だけが店番してるとこにきて、朝までいた。その頃に対バンしたネズミ花火のやつかけてとか言って持ってきて、本当に俺らしかいないからかけて、『いいね~』みたいな。イトウくん、普通のとこからエロいとこまでぐるぐる歩いてんの。で、『そろそろ帰ったかな~休憩入ろうかな~』と思って暖簾の向こう覗くと(イトウくんが)『お、休憩?』みたいな」

イト「本当に普通のところからエロいとこまで、一本ずつこう出しては戻し出しては戻し……若かったな~」
コバ「いや、俺らまだ大学生よ?」


──────


(イトウさんが、ハンドマイクからギターに持ち替え、すぐに何かに気がついてハケる。ピックを忘れたらしい)

リュ「いや、何年ライブやってんの」
コバ「何なら俺らよりライブやってるのに」
イト「ワンマンは久しぶりだからね」
コバ「ワンマンじゃなくてもピックは持ってくるでしょうよ」


──────


イト「こんなに来てくれるならもっと大きいとこでやれば良かった」
コバ「いやだから言ったじゃん」
イト「ロックンロールには、思い入れがね」
コバ「どうしようかなって話してるとき、ちょっと怒るくらいの勢いで『ロックンロールだよ!』って言ってたよね。でもロックンロールで1時間観るのはきついとも言ってた」
イト「いやだって……」


──────

コバ「ライブでは、眼鏡をよく落として踏んで壊しました。7年目くらいから、ツルに輪ゴム巻くと落ちづらくなるとわかり、実践しています。それでこの眼鏡は壊れずにきたな~と朝にお風呂に入りながら考えていたのですが、今朝壊れました」(眼鏡のツルがありえない方向にびろーんとなってる)

イト「いや、それこの話のために自分で壊したでしょ」
コバ「そんなことできないよ!眼鏡は身体の一部ですから、それをうまく壊すって……上手に自分で骨を折れって言ってるようなもんだよ!」

コバ「そういえばライブで骨折したこともありましたね」


──────


イト「今日で最後だしどの曲やろうかなと今までの曲全部一通りさらってみた。書いたときはそんなこと思ってなかったけど、今日のためにあるみたいな曲ばっかりだなと思った。さっきのアフターフェスティバルとかとくに」
コバ「昔は『何も考えてない曲です』とか言ってやってたのにね」


──────


[11/25追記]

コバ「これだけ人がいるとすぐには出られないと思うので、お帰りの際の導線のご案内です。一番前の方からこう進んでいただくと、物品販売、略して物販がございますので、皆さん一度目を通していただき、バーカンの前を通って帰る……と、そういうわけでよろしくお願いいたします」

コバ「皆さんの中にも今THE CAMPのタオル持ってる方いらっしゃいますが、普通はね、まああっても3枚くらいだと思うんですよ。それがうちの洗面所には5枚ありますから!しかもまだ開けてないのもありますから!」
イト「物販はね~ほんとにね~」
コバ「残ると本当に切ない!ぜひ皆さんの洗面所にTHE CAMPのタオルを!」


イト「カレンダーもね、残るとたいへんだからね。しかも2種類あるから、大きいのとフロッピーサイズと」
コバ「フロッピーサイズって!わかる人(会場見回す)……ばっかりだと思うけどさ!」
イト「だって、作るとき『この大きさで』って言ったら『フロッピーサイズですね』って言われたんだもん」


──────

 

リュ「イトウくん、しっとりしたバラードで寝転がってて気持ち入ってるな~と思ったんだけど、歌ってもないから何かと思ったら足つってた」
イト「足つるのはね、よくあるね」
コバ「残った三人の内でステージ上で怪我してないのリュウシくらいじゃない?」

リュ「イトウくん、結構高いステージで前に柵があるライブハウスで、柵に登って落ちて」
コバ「イトウくんはね、柵があると登っちゃうからね」

コバ「こう、柵がこうあって(一本指を横にする)、その上にこうイトウくんが(ピースにした指を上に乗せる)…………そしたらこう!!!!(ピースにした指の股に一本指がバーン!!!!)」

コバ「あ~~~~~イトウくんのオチ◯チ◯が!って……」

コバ「何かあったらすぐ病院行きなよって言いながら、その日は帰って、後で真っ赤になった内腿の写真が『オチ◯チ◯は大丈夫でした』って送られてきた」
リュ「イトウくんが痛み止め飲んでるとこ初めて見たもんな~」

イト「昔はライブはスポーツだとおもってたからね」
リュ「ライブの30分の記憶がない方がいい!汗かいたもん勝ち!みたいなね」
コバ「俺はそれでジャンプして着地したときに半月板損傷して、そこから動きを見直しました」


──────


(いい感じのメロディをつま弾きながら)
コバ「輪ゴムを巻くと、眼鏡が落ちづらくなる。だから眼鏡のツルに輪ゴムを巻くといいと、すべての眼鏡バンドマンに伝えてください。……………THE CAMP次が最後の曲です」
観客「ええ~~~!!?!」
イト「いつだって終わりは突然です」

イト「俺も、周りの好きな人たちがやめてくの悲しいと思ってた。ずっと続けてほしいって思ってた。でも俺らもやめるってなって、いろんな人に声かけてもらって……(良いこと言ってた気がするけど忘れてしまった)…………………聞いてもらうんだけど、俺たちに向けての曲です、『スーパースター』」


(本編終了)
──────
(アンコール)


観客「エジソンやるんだろうな!」
イト「え、何? セットリストここにあるから前の方の人はなんとなく流れわかってるんだろうけど、アンコールは一言も書いてないのよ……なんでわかるの?心が読めるの?エスパー?」
コバ「エスパー伊藤!カラシまんじゅうにこにこ食い!」


──────


[11/25追記]

コバ「全然『今までありがとうございました』とか言わないのね」
イト「え?」
コバ「『今日は来てくれてありがとうございます』って、リアルタイムの感謝のみで、今までの感謝は口にしないの?」
イト「それはさ、この曲終わってから言おうと思ってたんだよ!」
コバ「いつもそうだよね、君は。流れが読めないよ!」

──────

イト「ここまで本編16曲やってきて、僕が作った曲が8曲で、コバヤシくんが作った曲が8曲で、ちょうど半々で……狙ったわけじゃないんだよ!たまたま!」

イト「俺、最初はギターも弾けなくて、作ってもらった曲を覚えて歌うだけで、そこから自分のペースで少しずつできることを増やしていって、今では8曲8曲でコバヤシくんと同じくらい曲も作れるようになったんだなぁって…………ありがとうね」
コバ「……俺だけ卒業するみたいじゃん」
イト「コバヤシくん、今までありがとう~、遠くに行っても元気でね」
コバ「向こうは寒いからねぇ」


──────


イト「リュウシは朝、起こしてくれるんですよ。俺、朝が本当にダメで、遠征のときとか電話してくれる」
リュ「この人ほんとに6時間後に歌ってるのかなって声で電話出る『ァ"ィ"……』みたいな。しかも一回じゃ起きないから20分後くらいたって連絡ないと寝てるなと思ってもう一度かける」

イト「リュウシはギター弾いてるだけにみえてね……」
リュ「ちょいちょいちょい!」
イト「リュウシはギター弾いてるだけだとみんな思ってると思うけど」
リュ「俺そんな風に思われてたの?」


イト「THE CAMPは最初5人組で、そこからこの三人が残ったんだけど、正直リュウシが最後までいるとは……リュウシが一番大人になったし、ステージの上にいる人っぽくなった」
リュ「いや俺、THE CAMPスタートしたとき17歳だったからね。みんなも17歳のときと比べたら全然違うでしょ?」
イト「最初は黒髪で天パでメガネだったのにねぇ」
コバ「いや、俺やん!」
イト「(コバヤシも)12年経ったらこうなるかもよ」
コバ「12年後か~、46?ちょっと丸くなってるかもな」


──────


リュ「ここまで来たら(サポートドラムの)ウエジくんにも喋ってほしいよね」

ウエ「THE CAMPのサポートドラムしてきて、今日が最後なんだけど、リュウシは『今までありがとう』ってキャップをくれました」
イト「え~~~~~~~!」
コバ「言ってよ!」
イト「そうやって好感度上げてくるじゃん!」
コバ「なんだかんだ一番しっかりしてる!」
(このへんイトウさんとコバヤシさん逆かも)


イト「いやでも本当にサポートありがとう。今までにサポート入ってくれたドラマー(つらつらと名前あげる)も。本当にドラム脱退したときTHE CAMP危なかった」
コバ「俺が『一旦活動休止しよう!』って言ったとき、『それはダメだ!』って言われて、ずっと続けてきた」
イト「休止したら危なかった」
コバ「俺よりも、イトウくんの方がヤバかった」

イト「続けけてきて良かった」


(最後にもう一度、ピカデリー。お客さんもみんなで大合唱)


──────

 

めちゃめちゃうろ覚えだし、たぶん間違ってるところもあるけど、こんな感じ!

もっとTHE CAMPのライブたくさん行っておけば良かった!!!!
本当に楽しかった!!!!ありがとう!!!!さらば!!!!!!!!

 



f:id:maguromgmg:20191124233635j:image


f:id:maguromgmg:20191124233731j:image