エモーショナルの向こう側

思いの丈をぶつけに来ます

『もはやしずか』感想供養

 

4月3日(日)@世田谷シアタートラム
『もはやしずか』
作・演出◎加藤 拓也

 

を観てきた!

けど、それから気がついたら半年が経っていた。
このときは人と一緒に観に行って、終わった後に随分いろんな話をしたから、それで満足してしまったのかもしれない。

戯曲が掲載されている雑誌「悲劇喜劇」も買ったけど、感想まとめてから読もうと思ってたら、感想をまとめられないまま、今になってしまった。

スマホのメモアプリには、直後に書き留めたメモと、書きかけの感想。
今日はこれから劇団た組『ドードーが落下する』を観るので、その前に供養として投げておく。

 

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具象舞台で繰り広げられる会話劇。
あくまで日常のワンシーンなんだけど、微妙な違和感がそこには常にあって、これはどこに着地するんだろうと思いながら観ていたら、突然ガツンとやられた。

 

 

以下、感想覚え書き。
ネタバレとか全然気にせずに思いついたまま書きます。
レポというほど詳細に過程を描写するつもりもないけど、ラストシーンの話はしたいので、これから観る人はぜひ観劇後に「あれってどういうこと?こういうこと?」という話をしましょう。

 

 

会場の中央に、長方形の舞台。
それを両側から挟む形で客席がある設計。

中央にはシステムキッチン、正面から見て舞台上手に大きな掃き出し窓とソファー。ローテーブルや観葉植物なども置かれている。
舞台下手の出入り口は、きっと玄関に続く廊下だろう。
四角くて清潔なリビングダイニングが、この芝居のメインの舞台だった。

今回、私は正面側の前方席だったけど、正面とか背面とかいう概念はなく芝居は進むので、席の位置はどちらでも楽しめると思う。
むしろ前方席だとキッチン台や観葉植物で死角になる部分も多かったから、後方席の方の方が全体が見やすかった気がする。

 

 

 


噛み合わない会話
微妙な違和感
ずーっとぞわぞわする

相手のことを思いやってるのに届いてない感じ
気持ちの空回り

言いたいことあるのに言ってない感じが気持ち悪くて、でも言わないのは相手のためかなみたいな気もして

気遣いが痛い
はっきり言ってよ!ってなるけど、はっきり聞いて傷つくのも怖い


観客である私は康二の過去を知ってるから、「麻衣にちゃんと話せばいいのに……」と思うけど、そんな簡単な話じゃないのもわかる

 

 

康二が何でも食べちゃうのは、弟とのことを自分で消化したいから?
でもできてない?

ラストシーンも、嘘がつけるCGでも康二は6歳の自分に戻っちゃう?
何度シミュレーションしても同じ?

 


淡々と進む会話劇のラストに唐突に現れるラストシーンがめーーーーっちゃ加藤拓也でだいすき。


あと黒木華ちゃんかわいい……おくちがすき…………肌が綺麗…………こんなに近くで観れちゃっていいんですか?

 

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残ってたメモはここまで。
やっぱりすぐに感想書かないといろいろ忘れちゃう。

ドードーが落下する』は一人で来てるから、自分のためにもちゃんと感想書きたいな〜。